Phase of
高町なのは
「明日への翼」
Phase of
Takamachi Nanoha
"Wings to Tomorrow"
----
なのは：
「闇の書事件」か終わってから、
もうすぐ一週間。
「闇の書の闇」も完全に消滅して、
Nanoha:
It's been almost one week since the "Book of Darkness
Incident" has ended.
"The darkness of the Book of Darkness" had completely disappeared,
なのは：
はやてちゃんと
守護騎士のみんなはもちろん、
Nanoha:
Hayate-chan,
the Guardian Knights,
なのは：
リインフォースさんも、
今は八神家で、元気で過ごしています。
Nanoha:
and even Reinforce-san
are all living in good spirits at the Yagami household.
なのは：
はー・・・
今年も、もう終わりなんだよね。
Nanoha:
Sigh...
The year has already ended, hasn't it?
フェイト：
うん・・・
お正月は平和に過ごせそうで、
なによりだね。
Fate:
Yeah...
It's good to spend the new year in
peace, isn't it.
なのは：
みんなで旅行も、楽しみ！
Nanoha:
Everyone's looking forward to the trip too!
フェイト：
すごいよね、
３家族合同旅行なんて。
Fate:
That's great,
a joint trip of three families.
なのは：
高町家とリンディさんご一家、
すずかちゃんと忍さん達、
それから・・・・・・
Nanoha:
The Takamachi family, and Lindy-san's group,
Suzuka-chan and Shinobu-san and everyone there,
and...
フェイト：
わたしとアリサ！
Fate:
Me and Alisa!
なのは：
全部で１５人の大旅行！
・・・・・・はやてちゃん達も、
一緒に行けたらよかったんだけど。
Nanoha:
It'll be a huge trip with 15 people total!
......Although I wish Hayate-chan and
the others could also go with us.
フェイト：
ん・・・
事件の事とかあったし・・・・・・
リインフォースもまだ静養中だし。
Fate:
Yeah...
The thing with the incident......
Reinforce is also still recuperating.
なのは：
春休みとかは
一緒に行きたいね。
Nanoha:
I hope they'll go with
us during the Spring Break.
フェイト：
うん・・・・・・きっと。
Fate:
Yes...... Definitely.
フェイト：
あ、じゃあなのは、
送ってくれてありがとう。
Fate:
Ah, well Nanoha,
thanks for bringing me home.
なのは：
ううん、フェイトちゃん。
また明日ね。
Nanoha:
No problem, Fate-chan.
See you again tomorrow.
フェイト：
うん♪
Fate:
Yeah♪
なのは：
闇の書事件か無事に終わって・・・・・・
なんとなく決まりかけた自分の夢。
Nanoha:
The Book of Darkness Incident ended safely......
It's like a fading dream of mine somehow.
なのは：
自分の魔法と、
もっとちゃんと向き合いたい、って気持ち。
Nanoha:
I feel like
I want to face my own magic more properly.
なのは：
自分のこの手で、
わたしの魔法で、できる事はなんなのか・・・・・・
それを知りたくて。
Nanoha:
These hands of mine,
my magic, what can I do with them......
I want to know.
なのは：
レイジングハート・・・・・・
私はどこまで・・・・・・
どれくらい飛べるのかな。
Nanoha:
Raising Heart......
How far can I......
How long can I fly?
レイジングハート：
Raising Heart:
Together we can go anywhere.
（私はあなたとなら、どこまででも）
なのは：
・・・・・・ん・・・
ありがとう。
......Yeah...
Thank you.
なのは：
・・・あれ・・・？
...Huh...?
クロノ：
なのは・・・
こちらクロノだ！
Nanoha...
This is Chrono!
エイミィ：
なのはちゃん、
聞こえるッ！？
Amy:
Nanoha-chan,
can you read me!?
なのは：
あ・・・はい、
クロノくん、エイミィさん！
Ah... Yes,
Chrono-kun, Amy-san!
クロノ：
街中に
結界が発生してるんだ。
Chrono:
A barrier
had been raised in the city.
エイミィ：
アースラスタッフに
調査出動をかけたんだけど・・・・・・
なのはちゃんも、注意して。
Amy:
The Athra staff have
been deployed to investigate, but......
Nanoha-chan, be careful.
なのは：
はい！
でも近くなら、
私も行って確認します！
Nanoha:
Yes!
But since I'm nearby,
I'll go over to check it out too!
クロノ：
－－すまない、頼めるか。
Chrono:
--Sorry about this, please do.
なのは：
了解！
Nanoha:
Roger!
なのは：
レイジングハート
セーット・ア－－ップ！
Nanoha:
Raising Heart,
SEEET UUUP!
レイジングハート：
Raising Heart:
Standby ready.
なのは：
行くよ、
レイジングハート！
Nanoha:
Let's go,
Raising Heart!
レイジングハート：
Raising Heart:
All right. My master.
----
STAGE 1
なのは：
あ、ヴィータちゃん！
Nanoha:
Ah, Vita-chan!
ヴィータ （？）：
・・・・・・・・・・・・。
Vita (?):
.............
なのは：
ちょうどよかった！
一体何か起きてるの？
Nanoha:
Just who I was looking for!
What in the world is going on?
なのは：
こんな結界、一体誰が・・・・・・。
Nanoha:
This barrier, just who is.......
ヴィータ （？）：
誰だ、てめェは？
Vita (?):
Who the hell are you?
なのは：
誰って！？
なのはだよ・・・高町なのは！！
Who am I!?
I'm Nanoha... Takamachi Nanoha!!
ヴィータ （？）：
どっかで会ったか？
悪ィが、いちいち覚えちゃいねえ。
Vita (?):
Did we meet somewhere?
Sorry, I can't remember everything.
なのは：
ヴィータちゃん・・・・・・？
Nanoha:
Vita-chan......?
ヴィータ （？）：
うるせーな・・・・・・
あたしには、
やらなきゃならねー事があるんだ。
Vita (?):
Shut up......
I have
something I need to do.
なのは：
ちょ・・・ちょっと待って、
どういう事！？
W... Wait a minute,
what do you mean by that!?
ヴィータ （？）：
うるせーっつってんだ！
邪魔する奴は、ブッ潰すッ！！
I said, shut up!
I'll smash whoever stands in my way!!
----
*After Battle*
<Version A>
レイジングハート：
Raising Heart:
Suppression is completed.
（制圧完了しました）
なのは：
うん・・・
だけど・・・！
Nanoha:
Yeah...
but...!
</Version A>
<Version B>
なのは：
ごめんヴィータちゃん、
大丈夫ッ？
Nanoha:
Sorry, Vita-chan.
Are you ok?
</Version B>
<Version C>
なのは：
いたた・・・・・・
ひどいよ、ヴィーターちゃん・・・・・・。
Nanoha:
Ow ow ow......
That was mean, Vita-chan.......
</Version C>
ヴィータ （？）：
う・・・・・・
ああぁ・・・っ！
Vita (?):
Uu......
UWAAa...h!
なのは：
あ・・・・・・
ヴィータちゃんッ！？
Nanoha:
Ah.......
Vita-chan!?
（Vita （？） fades）
なのは：
・・・・・・き・・・
消えちゃった・・・？
Nanoha:
......She...
She disappeared...?
ユーノ：
なのは！？
こちらユーノ！
Yuuno:
Nanoha!?
This is Yuuno!
なのは：
ユーノくん！？
Nanoha:
Yuuno-kun!?
ユーノ：
今起こってる事の確認ができた。
街の中に発生している結界は、
闇の書の闇の残滓なんだ。
Yuuno:
I was able to confirm what happened just now.
The barrier that was raised in the city is a
remnant of the darkness of the Book of Darkness.
ユーノ：
消えずに残った小さなかけらが、
記憶や魔力を集めて、再生しようとしている。
Yuuno:
The lingering small fragment
gathered memories and magic and began to regenerate.
なのは：
じゃ・・・じゃあ、
今戦ったヴィータちゃんは・・・・・・。
Nanoha:
S... so,
the Vita-chan that I just fought.......
ユーノ：
そう。
闇の書の闇から生まれた・・・・・・言わば、闇の欠片。
本物じゃない、ニセモノだ。
Yuuno:
That's right.
She was born from the darkness of the Book of Darkness...... a Dark Piece, so to speak.
She's not the real one, she's a duplicate.
リンディ：
なのはさん？
リンディです。
Lindy:
Nanoha-san?
This is Lindy.
なのは：
はいっ！
Nanoha:
Yes!
リンディ：
さっき、本物のヴィータと連絡が取れたわ・・・
偽者が出たって聞いて怒ってた。
Lindy:
I was able to contact the real Vita a little while ago...
She got mad when she heard her imposter came out.
リンディ：
それから、
なのはは無事か、って。
Lindy:
And,
she wondered if Nanoha was alright.
なのは：
はい・・・
バッチリ無事です！
Nanoha:
Yes...
I'm perfectly fine!
リンディ：
今、結界は各地で発生してるわ。
Lindy:
Right now, barriers are being raised in several places.
エイミィ：
守護騎士のみんなも
緊急出動してくれてる。
もちろん、フェイトちゃんも。
Amy:
All of the Guardian Knights are
making an emergency dispatch.
Fate-chan too, of course.
リインフォース：
高町なのは・・・・・・
聞こえるか。私だ。
Reinforce:
Takamachi Nanoha......
Can you hear me? It's me.
なのは：
リインフォースさん。
Nanoha:
Reinforce-san.
リインフォース：
闇の書の残滓が
迷惑をかけているとのことで・・・
本当にすまない。
Reinforce:
Regarding the remnants of the
Book of Darkness causing trouble...
I'm really sorry about this.
リインフォース：
・・・・・・形になって現れているのは、
この街で戦った魔導師や騎士達の、
記憶と願いだ。
Reinforce:
......They use the memories and wishes
of the mages and knights that fought in this city
to take shape.
リインフォース：
燃え残った願い、
苦しんでいた記憶。
そんな負の感情が形を取っている。
Reinforce:
Wishes that remain unfulfilled
and memories of suffering;
such negative emotions take shape.
なのは：
だったら・・・・・・
助けてあげなきゃいけないですね。
Nanoha:
If that's the case......
Then we have to help them, right?
リインフォース：
頼めた義理ではないのだが・・・・・・
それでも頼む。
Reinforce:
Although I'm in no position to ask......
Still, I'm asking you.
リインフォース：
闇の欠片達を・・・・・・
眠らせてやって欲しい。
Reinforce:
The Dark Pieces......
I wish for you to let them sleep.
なのは：
大丈夫です・・・
任せて下さい！
Nanoha:
It's okay...
Please leave it to me!
----
STAGE 2
なのは：
シグナムさん・・・・・・。
Nanoha:
Signum-san.......
闇の欠片シグナム：
知らぬ顔だな。
管理局の魔道師か。
Dark Piece Signum:
A face I don't recognize.
Are you an Administration Bureau mage?
なのは：
そんな感じです。
Nanoha:
Something like that.
なのは：
すみません・・・
どちらに行かれるか、
伺ってもよろしいでしょうか？
Nanoha:
Excuse me...
Can I ask
where you are going?
闇の欠片シグナム：
目覚めたばかりなのか何なのか、
どうも、良く覚えていないのだ。
Dark Piece Signum:
Somehow, I can't properly remember
what I was just awoken for.
闇の欠片シグナム：
だが、成すべき事があるのはわかる。
我が友や同朋達も・・・泣いている。
Dark Piece Signum:
However, there is something I need to do.
My friends and companions... are crying.
なのは：
ヴィータちゃんやシャマルさんたち・・・・・・。
それから、リインフォ・・・・・・
闇の書さんですね。
Nanoha:
Vita-chan's and Shamal-san's group.......
And, Reinfor-......
Book of Darkness-san, right?
闇の欠片シグナム：
知っているのか。
Dark Piece Signum:
You know them?
なのは：
会ってから日は浅いですが。
・・・・・・色々と。
Nanoha:
We met some days ago.
...... I know a lot.
なのは：
あのね、シグナムさん・・・・・・
シグナムさんは、もう誰かのためになんて
戦ったりしなくていいんですよ。
Nanoha:
You know, Signum-san......
Signum-san doesn't need to fight
for the sake of someone any longer.
闇の欠片シグナム：
私は闇の書の騎士だ。
どこの誰とも知れぬ主のもと、
闇の書のために戦う。
Dark Piece Signum:
I am a knight of the Book of Darkness.
I fight for the Book of Darkness
and my Meister, whoever he may be.
闇の欠片シグナム：
我が友と同朋達を・・・・・・
もうこれ以上、悲しませぬために。
Dark Piece Signum:
My friends and companions......
I have grieved for them long enough.
なのは：
シグナムさんが戦うのは、
自分と家族と、
はやてちゃんのためだけでいいんです。
Nanoha:
Signum-san only needs to
fight for herself,
her family, and Hayate-chan.
なのは：
泣いてた友達だって、
今は・・・・・・・・・。
Nanoha:
Even your crying friends,
they're currently..........
闇の欠片シグナム：
私に家族などいないし、
『はやて』という名にも覚えがない。
Dark Piece Signum:
I do not have a family,
and I don't remember someone named "Hayate" either.
闇の欠片シグナム：
もういいか？
私は行かねばならん。
Dark Piece Signum:
Is that all?
I can't afford to stay here.
なのは：
すみません・・・・・・
ダメです。
Nanoha:
I'm sorry......
I won't let you.
なのは：
ここで少し、
休んでいってもらえませんか？
Nanoha:
Could you
take a rest for a little while here?
闇の欠片シグナム：
断る。
我が前に立ち塞ぐのなら、
斬り伏せて進ませてもらう。
Dark Piece Signum:
I refuse.
If anything stands in my way,
I won't hesitate to cut it down.
なのは：
――！
Nanoha:
--!
闇の欠片シグナム：
子どもを斬るのは、
気が進まんがな。
Dark Piece Signum:
I do not feel like
cutting down a child.
なのは
大丈夫・・・・・・！
そんな事、させませんから！
Nanoha:
It's all right......!
You won't be able to do that!
----
*After Battle*
<Version A>
レイジングハート：
Raising Heart:
Excellent!
（お見事です）
なのは：
ほんとのシグナムさんだったら、
こんな風には勝てないよ。
Nanoha:
If that had been the real Signum-san,
I wouldn't have been able to win like this.
</Version A>
<Version B>
なのは：
シグナムさん・・・
ごめんなさい・・・・・・。
Nanoha:
Signum-san...
I'm sorry.......
</Version B>
<Version C>
レイジングハート：
Raising Heart:
Do you have an injury？
（大丈夫ですか？）
なのは：
大丈夫・・・・・・。
それより、シグナムさんが。
Nanoha:
I'm okay.......
But, Signum-san is.
</Version C>
闇の欠片シグナム：
これは・・・・・・
体が消える・・・・・・？
Dark Piece Signum:
This is......
My body is disappearing......?
なのは:
・・・・・・・・・。
Nanoha:
..........
闇の欠片シグナム：
・・・・・・私は・・・・・・まだ・・・・・・。
Darl Piece Signum:
......I....... still.......
（Dark Piece Signum fades）
なのは:
ごめんなさい・・・・・・。
おやすみなさい、シグナムさん。
Nanoha:
I'm sorry.......
Good night, Signum-san.
----
WARNING!
Unknown approaching at high speed.
闇の欠片ザフィーラ:
そこの魔導師。
貴様か、ヴィータ達を討ったのは。
Dark Piece Zafira:
You there, mage.
You are the one who defeated Vita and the others.
なのは:
ザフィーラさん・・・・・・。
Nanoha:
Zafira-san.......
闇の欠片ザフィーラ:
局の魔導師だな。
闇の書の封印が目的か。
Dark Piece Zafira:
A Bureau mage, huh.
Are you here to seal the Book of Darkness?
なのは:
少し違います・・・・・・。
あなたたちの封印が目的です。
Nanoha:
It's a little different.......
I'm here to seal you guys.
闇の欠片ザフィーラ:
戦いの先の結末に、
異を唱えるつもりはないが、
Dark Piece Zafira:
I have no intention of challenging
the results of the previous battles but,
闇の欠片ザフィーラ:
貴様は、なんのために戦う？
正義か、大義か。法のためか。
Dark Piece Zafira:
what is the reason that you fight?
Is it for justice? Is it for a cause? Is it for the law?
なのは:
わたしは・・・・・・。
Nanoha:
I.......
闇の欠片ザフィーラ:
いずれにせよ、
おとなしく封じられるつもりもない。
Dark Piece Zafira:
I will tell you this,
I have no intention of being sealed quietly.
闇の欠片ザフィーラ:
盾の守護獣の役割、
貴様を止めて、果たして見せようッ！
Dark Piece Zafira:
It is my duty as the Shielding Guardian Beast
to stop you right here!
----
*After Battle*
<Version A>
闇の欠片ザフィーラ:
ぐう・・・ッ！
何故だ・・・？ 何故・・・。
Dark Piece Zafira:
Guu...h!
Why did this...? Why....
</Version A>
<Version B>
闇の欠片ザフィーラ:
ぐああ・・・ッ！
Dark Piece Zafira:
Guaa...h!
</Version B>
<Version C>
闇の欠片ザフィーラ:
あと・・・・・・わずか・・・！
Dark Piece Zafira:
Just...... a little more...!
</Version C>
闇の欠片ザフィーラ:
この拳が、この牙が・・・・・・
あとわずか・・・届いていれば・・・・・・！
Dark Piece Zafira:
These claws, these fangs......
Just a little more... If I can reach her......!
（Dark Piece Zafira fades）
なのは:
ザフィーラさん・・・・・・
ごめんなさい・・・・・・。
Nanoha:
Zafira-san......
I'm sorry.......
----
STAGE 3
闇の欠片シャマル：
あなたね。
シグナム達を落としたのは。
Dark Piece Shamal:
It must be you.
The one who took down Signum and the others.
なのは：
はい・・・・・・。
Nanoha:
Yes.......
闇の欠片シャマル：
闇の書の部品に過ぎない私たちでも、
仲間って想いはあるの。
Dark Piece Shamal:
We may have been just parts of the Book of Darkness, but
all of us felt that we were comrades.
なのは：
シャマルさん・・・・・・。
Nanoha:
Shamal-san.......
闇の欠片シャマル：
あなたはきっと強いんだろうけど、
騎士には退けない戦いもある！
Dark Piece Shamal:
Although I'm sure you are certainly very strong,
A knight will not back down from a fight!
闇の欠片シャマル：
仇、取らせてもらいますっ！
Dark Piece Shamal:
Let me take vengance on you!
----
*After Battle*
<Version A>
闇の欠片シャマル：
まさか・・・・・・
触れる事も・・・できないなんて・・・・・・。
Dark Piece Shamal:
It can't be......
I wasn't even able... to do anything.......
なのは：
ごめんなさい・・・・・・
シャマルさん。
Nanoha:
I'm sorry......
Shamal-san
</Version A>
<Version B>
闇の欠片シャマル：
うぅ・・・・・・そんな・・・・・・。
Dark Piece Shamal:
Uu......No way......
なのは：
本気のシャマルさん・・・・・・
強かったです。
Nanoha:
The serious Shamal-san......
was strong.
</Version B>
<Version C>
レイジングハート：
Raising Heart
Is it safe？
（大丈夫ですか？）
なのは：
なんとか・・・・・・
へいき。
Nanoha:
I'm fine......
somehow.
</Version C>
闇の欠片シャマル：
ああ・・・・・・みんな・・・・・・。
Dark Piece Shamal:
Aah...... everyone......
なのは：
シャマルさん・・・・・・。
Nanoha:
Shamal-san.......
（Dark Piece Shamal fades）
なのは：
・・・・・・・・・。
Nanoha:
..........
レイジングハート：
Raising Heart:
――Master.
なのは：
平気だよ、
レイジングハート・・・・・・
大丈夫。
Nanoha:
It's alright,
Raising Heart......
I'll be okay.
(Incoming transmission)
ユーノ：
今、なのはのすぐ近くに、
巨大な魔力反応を発見した！
Yuuno:
Just now, a huge magical reaction was dectected
in the immediate vicinity of where you are!
なのは：
ほんとっ！？
Nanoha:
Really!?
ユーノ：
闇の書の残滓が
凝縮されたような存在がいるんだ。
Yuuno:
A being made up of a concentration
of the Book of Darkness' remnants seems to be there.
ユーノ：
そいつらがいる限り、
闇の欠片は生まれつづける！
Yuuno:
As long as that's there,
the Dark Pieces will keep appearing!
なのは：
じゃあ、その子を探して、
眠らせてあげれば・・・事件は解決？
Nanoha:
Then if I look for that child and
put them to sleep... will this incident be solved?
ユーノ：
うん、きっと、そうなるはず。
Yuuno:
Yes, definitely, it should be.
ユーノ：
フェイトとアルフも、
いまそっちに向かってる。
だから・・・・・・！
Yuuno:
Fate and Arf are also
headed over there right now.
So......!
なのは：
わかった！
ありがとユーノくん。
Nanoha:
Understood!
Thank you, Yuuno-kun.
なのは：
ユーノくんの話、
いつもわかりやすいし、
元気になれるから・・・・・・嬉しい！
Nanoha:
Yuuno-kun's words
are always easy to understand,
and makes me feel better...... so I'm glad!
ユーノ：
そんな・・・・・・。
そんな事ないよ。
Yuuno:
N.......
Not really.
なのは：
そんなこと、あるの！
Nanoha:
Yes really!
なのは：
じゃあ行って、
眠らせてあげてきます！
Nanoha:
Well, I'm off,
I have to put them to sleep!
ユーノ：
ん。
気をつけて！
Yuuno:
Yeah,
take care!
----
STAGE 4
なのは：
（この子が、凝縮存在？）
Nanoha:
(This girl is the concentrated being?)
なのは：
（フェイトちゃんの姿っていうのは、
なんだか複雑だけど・・・・・・）
Nanoha:
(She has Fate-chan's appearance,
though it looks a bit complex......)
レイジングハート：
Raising Heart:
They are a powerful enemy.
Please take care.
（強敵です。気をつけてください）
雷刃の襲撃者：
君は・・・・・・。
闇の書の闇を撃ち抜いた、白い魔導師だね。
Lightning Blade Assailant:
You are.......
the white mage who shot down the darkness of the Book of Darkness, right?
なのは：
・・・・・・うん。
Nanoha:
......Yes.
雷刃の襲撃者：
何故だろう。
君の存在は、著しく不快だ。
君を見ていると、苛立ちがつのる。
Lightning Blade Assailant:
That's probably why.
Your very existance is extremely revolting.
Just looking at you makes my irritation grow
なのは：
・・・・・・・・・そうなの？
Nanoha:
.........Is that so?
雷刃の襲撃者：
上手く言えないが、
今の自分が、本当の自分でない感覚がある。
Lightning Blade Assailant:
I can't explain it, but
my current self doesn't feel like my real self.
雷刃の襲撃者：
そして
僕の魂がこう叫ぶ！
Lightning Blade Assailant:
And
my soul is crying out!
雷刃の襲撃者：
君を殺して
我が糧とすれば、
この不快感も消えるはず、と！
Lightning Blade Assailant:
If I were to kill
and feast on you,
then this sickening feeling should disappear!
なのは：
ごめんね。
殺されちゃうわけには
いかないんだ。
Nanoha:
Sorry.
I can't let you
kill me.
雷刃の襲撃者：
そうはいかない。僕は帰るんだ。
あの温かな闇の中に・・・・・・！
血と災いが渦巻く、永遠の夜に。
Lightning Blade Assailant:
That will not be so. I will go back.
To that warm darkness......!
To that eternal night of swirling blood and catastrophe.
雷刃の襲撃者：
さあ！我が剣の前に・・・・・・
君は死ね！
僕は飛ぶッ！
Lightning Blade Assailant:
Now! Before my blade......
you will die here!
I will fly forth!
なのは：
ああ・・・・・・なんか、ちょっと安心したかな。
ほんとのフェイトちゃんは
絶対に、そんな事言わないから。
Nanoha:
Aah...... In a way, I'm relieved.
The real Fate-chan
would never say that.
なのは：
安心して・・・・・・
別人と思って、戦えるッ！！
Nanoha:
Calm down......
If I see her as someone else, I could fight!!
レイジングハート：
Raising Heart:
All right. Standby ready.
----
*After Battle*
<Version A>
雷刃の襲撃者：
そんな・・・・・・！
僕の雷光が、触れることすら・・・・・・！
Lightning Blade Assailant:
No way......!
My lightning didn't even touch her......!
なのは：
似ているのは姿だけだね。
フェイトちゃんの方が、ずっと速いよ。
Nanoha:
You only have her appearance.
Fate-chan is a lot faster than you.
</Version A>
<Version B>
なのは：
よく見たら、ぜんぜん似てないね。
フェイトちゃんは
もっと、速いし強い。
Nanoha:
The more I see you, the less you resemble her.
Fate-chan is
faster and stronger.
</Version B>
<Version C>
なのは：
ほんとのフェイトちゃんは、
もっと強い子だよ・・・・・・。
心も、魔法も。
Nanoha:
The real Fate-chan is
a stronger girl.......
in heart and magic.
</Version C>
雷刃の襲撃者：
うああ！
馬鹿な・・・・・・
馬鹿なァ・・・ッ！！
Lightning Blade Assailant:
Uaah!
Impossible......
Impossible...!!
なのは：
おやすみ・・・・・・。
Nanoha:
Good night.......
（The Lightning Blade Assailant fades）
なのは：
――ふう。
Nanoha:
--sigh.
フェイト：
なのは！
Fate:
Nanoha!
アルフ：
大丈夫だったかい！？
Arf:
Are you alright!?
なのは：
フェイトちゃん、アルフ！
Nanoha:
Fate-chan, Arf!
フェイト：
なのは、
ごめんね、私の偽物のせいで・・・・・・。
Fate:
Nanoha,
I'm sorry, this is all because of my duplicate.......
なのは：
そんな・・・・・・
あの子がたまたま、
フェイトちゃんの姿で出てきたってだけでしょ？
Nanoha:
Oh no......
It was only a coincidence that
she looked like Fate-chan, right?
なのは：
私の偽物だって、
どこかにいるかもなんだし。
Nanoha:
Even my duplicate
is out there somewhere.
フェイト：
うん・・・・・・。
なのはの偽物には、会いたくないなぁ。
Fate:
Yeah.......
I wouldn't want to meet Nanoha's duplicate.
なのは：
大丈夫！
私とレイジングハートが、
やっつけるから！
Nanoha:
Don't worry!
Raising Heart and I
will take her down!
レイジングハート：
Raising Heart:
Please leave it (to us).
（お任せ下さい）
アルフ：
あのね・・・・・・。
なんとなく、思うんだ。
Arf:
You know.......
I've been thinking.
なのは：
Nanoha:
・・・・・・？
アルフ：
さっきのあの子は・・・・・・
もしかして、フェイトに起こりえた
未来の姿かもしれないんだって。
Arf:
That girl earlier......
It's possible that could have
been Fate's future.
フェイト：
うん・・・・・・。
Fate:
Yeah.......
アルフ：
プレシアに嫌われて、
残酷な現実を突きつけられて・・・・・・。
Arf:
Despised by Precia,
confronted with a cruel reality.......
アルフ：
フェイトがそのまま、
なのはやクロノ達に、
もしも出会う事ができなかったら・・・・・・。
Arf:
If she had never met
Nanoha, Chrono, and the others,
Fate could have ended up like that.......
フェイト：
そうだね・・・・・・。
あんな風に、なってたかも。
Fate:
You're right.......
I feel that way, too.
なのは：
そんな事ないよ。
Nanoha:
That's not true.
なのは：
フェイトちゃんにはアルフがいたし・・・・・・！
何よりフェイトちゃん、
自分で思ってるよりずっと強い子だよ。
Nanoha:
Fate-chan still has Arf......!
But most of all, Fate-chan
is stronger than she thinks she is.
なのは：
だから、あんな風になんて絶対ならない・・・・・・
過去に遡ったって、
未来に進んだって、絶対に！
Nanoha:
So something like that will definitely never happen......
Even if we go back to the past,
you'll definitely move toward future!
アルフ：
なのは・・・・・・。
Arf:
Nanoha.......
フェイト：
――ありがとう、
なのは。
Fate:
--Thank you,
Nanoha.
（Incoming transmission）
エイミィ：
なのはちゃん、
フェイトちゃん！？
ごめん、緊急事態！
Amy:
Nanoha-chan,
Fate-chan!?
Sorry, it's an emergency!
エイミィ：
大型反応がまた出てきた！
今のよりずっと大きい！
Amy:
A large-scale reaction appeared again!
This time, it's much bigger!
リインフォース：
闇の欠片の中枢だ。
これを叩けば、
欠片の発生は止まるはず。
Reinforce:
This is the core of the Dark Pieces.
If you take this down,
the generation of Pieces should stop.
なのは：
はいっ！
Nanoha:
Right!
リインフォース：
中枢はおそらく、
私の姿と心をとっている。
Reinforce:
The core will probably
take on my appearance and thoughts.
リインフォース：
高町なのは、すまない・・・・・・
どうか気をつけてくれ。
Reinforce:
Takamachi Nanoha, I'm sorry......
Please be careful.
なのは：
大丈夫です！
いってきますっ！
Nanoha:
It's alright!
Here I go!
フェイト：
私たちも！
Fate:
Us too!
アルフ：
うんっ！
Arf:
Yeah!
なのは：
大丈夫、まかせて。
Nanoha:
It's okay, leave it to me.
フェイト：
でも・・・・・・。
Fate:
But.......
なのは：
確かめたい事があるんだ。
だから、ひとりで飛ばせて？
Nanoha:
There's something I need to confirm.
So, could you let me fly on my own?